一学期の学級づくりの見通しを立てる
― そのベースになること ―
第61回全生研全国大会プレ企画
渡辺講座のテーマ

参加者の様子。
若い方がたくさん参加くださった。

講師の渡辺雅之先生

「メラビアンの法則というのがあって、
話し手が聞き手に与える影響は「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つから構成され、
それぞれの情報の影響力は以下の割合であるというものです。
言語情報(Verbal)…7%
聴覚情報(Vocal)…38%
視覚情報(Visual)…55% 」
文字だけの言葉と実際に声に出した場合の違い。
これをLINEで語り合っている女子中学生の「会話」を元に分析しました。
実際にその場で声を聞いて身振りを見て体験するという学習の意味もつかめました。
中学生のグループラインで語り合う文章が理解できなくて、
グループの先生たちに何度も聞いているうちに、
やっと状況がわかってきました。

これは好き嫌いを問うための3色のカード。
私たちの感性の多様性を、事実として示してくれました。
学級開きで使いたいという先生が続出。

講座の後に、グループごとに話し合い、さらに疑問をカードに書いて張り出す。
それに渡辺先生が応える。
具体的な事例で学べました。

「車イスが無ければどこにも行けない」
から、
「車イスがあればどこでも行ける」
という転換。
私の既成概念を何度も打ち破ってくれました。
もちろんそれは快いものでした。
参加者の感想から
「大震災のあと、全ての学校行事が停止されたあと、
学校にゆったりとした時間が流れ、
みんながお互いの存在に対する感謝や優しさに包まれていった、
というエピソードに非常に心動かされるものがありました・・・」
「第61回全生研全国大会 in ぎふ」プレ企画
◆日時 :2019年3月30日(土) 13:30〜16:30
◆場所 : 可児市広見公民館ゆとりピア (0574-62-2102)
◆テーマ:「1学期の学級づくりの見通しを立てる!」
◆講師 :渡辺雅之さん
◆参加費:学生・会員 500円、会員外 1000円
◆日程:
13:30 開会あいさつ(稲垣)
13:35 講座1:「1学期の学級づくりの見通しを立てる!」(60分)
講師:渡辺雅之さん
14:35 全国大会の宣伝タイム
14:40 交流+発表タイム
1)班ごとに自己紹介
2)講師に聞きたいことを紙に書き、貼り出す。
@学級づくり、A困った子の指導、B道徳の授業、C親との対応、
D同僚・職場。
14:55 休憩
15:05 講座2:参加者からの質問に応える!(自由な質疑応答を含む)(80分)
講師:渡辺雅之さん
16:05 サークル案内(活動報告)
16:15 閉会式&感想タイム
16:30 終了
<案内のチラシ>
目次へもどる